LA MOCA (現代美術館）にて ― バスキア等々

ジャン＝ミシェル・バスキアの展示会の後は、同じ通りのLA　MOCA（現在美術館）に行ってきました。ここは入場料がタダです。その向かいのThe Broadもタダです。

バスキアの作品も展示してありました。やはり、家族が所有している作品や遺留品より、美術館が所有している作品の方が完成度が高いです。Six Crimee、1982の作品です。バスキアの黒人、プエルトリコ、ハイチ系のアイデンティティーを1980年代のニューヨークに照らし合わせて描かれています。タイトルのSix Crimeeとは刑務所内の囚人の団結という風なスラングらしいです。当時の警察官による黒人に対する差別などを風刺しています。

こちらは、ジャクソン・ポロックのNovember 1, 1949という作品です。絵の具をキャンバスにぶちまけて、棒の先で絵の具を飛び散らせたものです。

こちらは、バーバラ・クルーガーのUntitled（It's our pleasure to disgust you）。1991年の作品です。この作品の意味はめいかくには分かりづらいですが、たぶん、常識などの観念にチャレンジしているんじゃないかと思います。

フランツ・クラインのMonitor,　1956年の作品です。墨絵のような油絵です。

ルース・アサワのフクロウ、1965年の作品です。こちらはリトグラフです。よく見ると、フクロウらしきものが描かれています。

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