大英博物館からの北斎ーその1

地元のBowers Museumで、大英博物館から借りてきたという北斎の展示会が催されていました。中々、充実した内容でしたよ。

こちらが、その入り口です。北斎の作品の中でも、海外でも一番有目な神奈川沖浪裏のコピーが真正面に見えます。この暖簾がアメリカっぽいですね。

神奈川沖浪裏です。この構図は素晴らしいですね。波の合間に見える遥か彼方の富士。こういう大胆な構図は、当時の西洋の芸術家は持ち合わせていなかったのでしょうね。

赤富士です。大胆な富士の赤も流石ですが、空の紺色も素晴らしいです。

山下白雨。赤富士とは対照的な黒富士です。富士の裾野には稲妻が光っています。

諸国滝廻りー和州吉野義経馬洗滝。奈良の吉野の方の滝のようです。源義経が馬を洗ったという伝説にちなんで描かれています。

諸国滝廻りー木曾海道小野ノ瀑布。長野県木曽郡上松町に現在も存在する滝だそうです。真っ直ぐに流れる滝の描き方が面白いです。

こちらは、鯉の滝登りを描いたものらしいです。

こちらは、神奈川沖浪裏のもとになったデッサンでしょうね。

続きます。

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