KALEIDOSCOPE オーケストラの夜
2019年 02月 27日
KALEIDOSCOPE というオーケストラ楽団の演奏会に行ってきました。
会場は家から15分ぐらいのところです。
前にサラ・チャンのヴァイオリン・コンサートがここでありました。その時の記事です。
もちろん、世界的に有名なヴァイオリニストと無名のオーケストラ楽団ですので、チケットは半分の値段です。
この楽団は指揮者がいません。そして、75%の演奏はロスアンジェルスのホームレスシェルター、病院、音楽のプログラムがない公立学校などです。つまり、クラッシック音楽に接する機会がない人たちを対象にしているのです。
曲目はキャロライン・ショウのEntr'acte、セルゲイ・プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、そして誰もが知っているベートーヴェンの交響曲第5番(運命)です。
キャロライン・ショウのEntr'acteが終わった後に、なんか変な曲と相棒が一言(私も同感でした)。オーケストラの持ち味を生かせてないような感じです。途中2回ぐらいヴァイオリニストの独奏が間にあり、最後はチェロの独奏で静かに終わります。オーケストラのたくさんの楽器から奏でるうねりのような響きがないのですよね。
セルゲイ・プロコフィエフからベートーヴェンの曲に移り、オーケストラを聞いているという気分になってきました。ベートーヴェンの第5を聞いていると、なぜ彼が偉大なのか、なぜ長い年月を経ても人々に聞かれ続けていく音楽が素晴らしいのかわかるような気がします。
団員の方たちは皆さん若いですよ。
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by indigo-gal
| 2019-02-27 13:05
| 美術館・劇場
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